業務用エアコンの説明書よりプロの解説

業務用エアコントピックス

業務用エアコンに使われる冷媒ガスについて
業務用エアコン
業務用エアコンには、部屋を冷やす、暖めるために冷媒ガスが使用されています。封入されているガスの種類は、機種によって異なります。
業務用エアコンの工事費用は現場によって異なる
業務用エアコン
業務用エアコンの設置に関する、工事費用が気になると思いますがまず知っておきたいのが工事費用はそれぞれの現場によって異なるという点です。
業務用エアコンの設置は業者との打合せが重要
業務用エアコン
業務用エアコンを業者に依頼して設置してもらう際に、大切なのが打合せです。それはあたりまえのことでは?と疑問に感じることも多いかもしれません。
業務用エアコンの適切な温度とは? 
業務用エアコン
業務用エアコンを使う時に疑問に感じるのが、温度設定はいったい何度にしておけばよいのか?ということです。一般的に冷房の場合28℃などが推...

業務用エアコンのAir Flex(エアフレックス)とは?

夏などの厳しい暑さを乗り切るには、業務用エアコンの力が欠かせません。しかし、人によっては冷房の冷気が体に直接当たるのが嫌だという人もいるでしょう。そんな時に、知っておきたいのが、三菱重工のAir Flex(エアフレックス)がおすすめです。この大きな特徴は、冷たい冷気が体に直接当たらないということです。

 

このAir Flex(エアフレックス)は吹出し口ごとに設定をすることが出来ます。直接冷気が当たるのが嫌だという人にはとてもおすすめです。もちろん冷房の冷気だけでなく暖房にも同じように使用することが出来、暖かい風を直接受けたくないという人にぴったりです。操作も非常に簡単でリモコンから操作をするだけなので、今まで直接冷気が当たり寒い思いをしていた人などには朗報と言えるでしょう。エアフレックスパネルを購入することで今まで感じていた、冷房や暖房による不快感を大幅に軽減することが出来るでしょう。

 

エアフレックスパネルの他にも、自動昇降機能の付いているラクリーナパネル、お掃除機能がついているお掃除ラクリーナパネル、一般的な標準パネルがあります。業務用エアコンをどれにしようか悩んでいる人は、三菱重工のエアフレックスパネルをチェックしてみましょう。

業務用エアコンのフロン排出抑制法について

業務用エアコンを購入して所有している人が必ず知っておきたい法律が、フロン排出抑制法という法律です。これは簡単に言うと、点検が義務化されるということです。業務用エアコンの定期的な点検、記録の保管などを行なわなければなりません。点検については、3ヶ月に1度簡易点検を行う必要があります。

 

簡易点検の対象となるものは、業務用エアコンを含む第一種特定製品です。また、この法律に違反すると罰則があるため注意を行う必要があります。業務用エアコンの所有者はただ使用しているというだけでなく、定期的に点検を行いきちんと管理をする必要があります。簡易点検については、基本的に所有者、管理者などが行いますが専門の業者に依頼をしてもよいということになっています。ですから、所有者が点検を行うことが出来ないという場合には専門の業者に任せてしまってもよいでしょう。ただし、費用がかかりますので注意が必要です。

 

簡易定期点検の点検方法は、目視検査となります。業務用エアコンから異音などがしないか?腐食や錆びているなどがないか?など異常の有無を目視で行います。点検した記録もしっかりと保管しておく必要があるので、忘れずに保存しておくようにしましょう。

業務用エアコンのリモコンについて

業務用エアコンを運転させる、停止させる、温度調節を行うにはリモコンで操作を行います。リモコンは、一般的にはワイヤードリモコンが使われますが、ワイヤレスリモコンを希望するという人もいます。ワイヤレスリモコンは配線が不要のタイプで、赤外線を受光部にあてて操作を行います。ワイヤードリモコンの場合リモコンが故障するということはあまりありませんが、ワイヤレスリモコンの場合には、電池切れや赤外線が正しく送信することが出来ないなどというトラブルが起こる場合があります。

 

ワイヤレスリモコンで、業務用エアコンを操作することが出来ないという場合にはまず電池が切れていないかどうかをチェックしてみましょう。電池を交換しただけで動くのであれば、故障ではなく電池切れということになります。また、ワイヤレスリモコンのトラブルで多いのが、赤外線が出なくなってしまうというパターンです。ワイヤレスリモコンを落として強い衝撃を与える、長い間使用しているなどの場合には、赤外線が出なくなっていることがあります。このような場合には、そのままにしておくと操作をすることが出来ませんので、新しいワイヤレスリモコンに交換する必要があります。

業務用エアコンが故障かもという場合にチェックしたいポイントについて

業務用エアコンを運転させようとして、リモコンを押したけれど運転出来ないという場合があります。そのような場合には、故障を疑いますが、本当に修理が必要なのかどうかを見極める意味でもチェックしておきたいポイントがありますので、まずはそのポイントをチェックしておきましょう。

 

業務用エアコンの電源が入らないという場合には、まずはブレーカーを確認してみましょう。業務用エアコンの場合には、動力の電源、三相とも言いますがこちらの電源を使っていますので外にブレーカーが設置されているという場合もありますが、ブレーカーが落ちていないか確認してみましょう。ワイヤレスリモコンなどの場合にはリモコンの電池がなくなっているという場合もありますので、電池もチェックしておきましょう。

 

その他、電源は入るけれど運転出来ないという場合には、リモコンや業務用エアコン本体にエラーコードが表示されていないかチェックしてみましょう。エラーコードが表示されている場合には、その内容を調べてみましょう。その内容によっては、修理が必要になるという場合があるので、修理を依頼するようにしましょう。

三菱電機の業務用エアコンについて

業務用エアコンを販売しているメーカーはいくつかありますが、その中に三菱電機があります。このメーカーのおすすめは、スリムZRです。この業務用エアコンの大きな特徴としては省エネ性に優れているということ、夏でも冬でも安定して使用することが出来るという点です。夏の場合には、外気温が43℃まで、冬の場合には-7℃までしっかりと能力を発揮してくれます。また、三菱電機の人感ムーブアイ360がとても効果的です。これは360°回転してそれぞれのエリアの床温や人間のいる位置、その人数を把握してそれにあった運転をしてくれます。そのため、電気代の無駄を大幅に省くことが出来ます。

 

部屋の中を冷やし過ぎる、あるいは暖めすぎるなどということを防げるので、とても効率的です。オフィスなどに設置するのにおすすめです。三菱電機の人感ムーブアイは、人と床温度を検知することが出来ます。ムーブアイの場合には、床温度を検知することが出来ます。業務用エアコンを選ぶ際に、三菱電機のものを選びたいという人は、ぜひこの人感ムーブアイとムーブアイについて覚えておくようにするとよいでしょう。無駄をなくして快適な空間を作りたいのなら、このメーカーがおすすめです。

業務用エアコンの湿度計を活用しよう

業務用エアコンを梅雨や夏場に冷房として使用する際に、覚えておきたいのが湿度計の大切さについてです。そもそも部屋に湿度計を設置しているでしょうか?温度計と湿度計の両方があると業務用エアコンを使用する際にとても有効です。部屋の湿度が約10〜15%高くなると、体感温度が約1〜2℃上がると言われています。業務用エアコンの場合には、リモコンから簡単に設定温度を変更することが出来ますが、いくら設定温度を下げてもこの湿度を下げないと、暑いと感じてしまい余計な電気代がかかるということにもなります。この問題を解決するために、重要なのが湿度計です。湿度計で部屋の湿度がどのくらいなのかをきちんと確認しておきましょう。

 

そして、もしも部屋の湿度が高いという場合には、業務用エアコンの運転モードを除湿にして運転を行い、部屋の湿度を下げるようにしておきましょう。湿度が高いと蒸し暑く感じることがありますし、体力的にも消耗するということが多いので、梅雨の時期や夏の時期などは部屋の気温と湿度に注目しておきましょう。快適に過ごすためにもこの湿度についてしっかりと覚えておくようにしましょう。ぜひ、湿度計を活用してください。

除湿冷房運転が出来る業務用エアコンがおすすめ

業務用エアコンの中で注目してもらいたいのが、除湿冷房運転が出来るタイプです。除湿冷房運転が出来るタイプとしてよく知られているのがダイキンです。これをすることで、部屋の除湿をしっかりと行うことが出来ます。

 

そもそもなぜ、除湿が大切なのかということですが、湿度が高い場合と湿度が低い場合では体感温度が違うと言われています。ですから同じ設定温度にしていても一方は快適で、一方は不快などのようになってしまうことがあります。とくに、梅雨の時期や夏などの湿度が高くなるという場合にはこのようなことになりやすいと言われています。そのような状況で力を発揮してくれるのがこのタイプです。設定温度に達した場合でも部屋の中の湿度が高いという場合には、除湿をしてくれるので、蒸し暑さを抑えることが出来、快適な空間を作ることが出来ます。

 

通常のものの場合には、設定しておいた設定温度に到達すると運転をセーブするので、除湿をしっかりと行うということが出来ません。ですから、冷房をつけていても蒸し暑いという風に感じてしまう場合があるのです。ぜひ、除湿冷房運転が出来るものをチェックしてみましょう。

業務用エアコンは自動運転が最も効率的

業務用エアコンを使用する際に気になるのが、電気代です。電気代のことを考えると業務用エアコンは出来るだけ無駄なく使用したいと考える事でしょう。では、業務用エアコンで最も効率的な運転とはどのような運転なのでしょうか?最も効率的な運転は自動運転です。温度によって冷房や暖房に切り替えられるのでとても便利です。無駄なく部屋の中を快適にしてくれます。自動にしておくのは、運転モードだけではありません。風量や風向、設定温度なども機種によってですが、自動に設定しておくことが出来ます。自動に設定することが出来る機種においては、自動が最も効率的です。

 

風量などは、その日の気温において変更しているという人が多いですが、ついつい部屋の中を涼しくしすぎることや、暖めすぎるということがあります。そのようなことを頻繁に行っていると非常に電気代の無駄が発生します。そのような場合には、やはり自動に設定しておくことで電気代の節約にもなりますので、おすすめです。業務用エアコンのリモコンで今まで自動に設定したことがないという人もいるかもしれませんが、そのような場合にはぜひ自動を活用してみてください。

業務用エアコンはダイキンをおすすめする理由

業務用エアコンの中でも圧倒的なシェアを誇るのが、ダイキンです。また多くの人がこのダイキンの業務用エアコンをおすすめしていますが、それはどうしてなのでしょうか?多くの人がダイキンを勧める理由の1つが、サポート体制が充実しているということです。ダイキンでは、24時間365日のサポートを行なっています。修理の依頼など連絡が取れるというのが大きな安心感につながっています。店舗などで使用している業務用エアコンが故障してしまうと、従業員だけでなく多くのお客様にも迷惑をかけてしまいますし、店舗の売上にも悪影響を与えることになりかねません。業務用エアコンは頻繁に故障するという製品ではありませんが、万が一の時にもサポートしてもらえるという安心感が、多くの人から指示されているようです。

 

また、ダイキンは空調設備専門のメーカーなので、品質が高いということも支持を受ける理由です。ダイキンの業務用エアコンは色々なところで導入されています。様々な場所に向けて業務用エアコンの種類がたくさんあるので、多くの人に支持されているようです。業務用エアコンのメーカーに悩んだら、ダイキンを選ぶのがよいでしょう。

業務用エアコンはアウトレット品を狙え

業務用エアコンの導入には多くのお金がかかります。業務用エアコンの本体を購入するためのお金、業務用エアコンを設置するためにかかる工事費。それから既存の業務用エアコンがあるという場合にはそれの撤去費用、処分費用などがかかります。そう考えるとかなりのお金がかかりますので、出来るだけ業務用エアコンの本体の購入にかかる費用を抑えたいというのが本音でしょう。そのような人に知っておいて欲しいのがアウトレット品の存在です。

 

業務用エアコンのアウトレット品とはどのようなものを指すかというと、型落ちしたもの、梱包などに汚れがある破損がある、在庫処分品などのものです。このようなものは、とくに業務用エアコンを運転させるのに、大きな問題があるというわけではありません。型落ち品でも、機種やメーカーなどによって多少の差はありますが、最新機種とそれほど大きな差がないというのがほとんどです。また、梱包などに問題があっても業務用エアコン本体に影響がなければ大きな問題ではありません。このようなアウトレット品は、通常のものよりも安く購入することが出来ますので、このようなものを狙ってみるのもよいでしょう。注意点としては、工事は安くなるわけではないので、注意しましょう。あくまでも安いのは業務用エアコン本体の価格だけです。

業務用エアコンの冷房専用について

業務用エアコンというと、夏は冷房、冬は暖房というイメージを持っている人が多いでしょう。業務用エアコンのほとんどは冷房と暖房のどちらも使うことが出来て1年を通して快適に過ごせるというものです。しかし、業務用エアコンの中には冷房専用というものもあります。これはその名前のとおりで、暖房機能はなく冷房しか使用することが出来ないというタイプの業務用エアコンになります。

 

店舗や事務所によっては、夏の暑い時期にしか業務用エアコンを使用しないというところもあるので、そのような場合には設置するのもよいでしょう。あるいは、夏は業務用エアコンを使用するが冬は違う暖房器具があるので、冷房だけ使えれば問題がないという場合にもよいでしょう。一般的に業務用エアコンの冷房専用を導入するメリットとしては、冷暖房が使用できる業務用エアコンよりも若干価格が安いという場合が多いということです。それから、夏の時期にしか使用しないので、冷暖房使用できる業務用エアコンと比べて電気代を抑えることが出来るというメリットがあります。一般的な店舗や事務所では、冷暖房使えるタイプが主流ですが、暖房を使わないのであれば冷房専用を設置するのもよいでしょう。

業務用エアコンのメリット・デメリット

業務用エアコンのメリットとは?

 

業務用エアコンを導入する場合に、覚えておきたいのがメリットについてです。業務用エアコンにはどのようなメリットがあるのでしょうか?業務用エアコンの大きなメリットは、耐久性に優れていることです。業務用エアコンは、あらかじめ長時間の運転をするということが想定されているので、耐久性に優れているものが多いです。

 

業務用エアコンはどのくらい持つのか?については、機種や使用する環境などによって異なりますが、10年以上持つということは珍しくありません。出来るだけ長く使用したいという場合には、定期的にメンテナンスを行うことで寿命を延ばすことが出来ます。覚えておくようにしましょう。

 

また、最近の業務用エアコンのメリットとして、省エネ性に優れているという点が挙げられます。業務用エアコンを使用していると電気代がかさみ、毎月の電気代をなんとかしたいと考えている人も多いでしょう。省エネ性に優れたものを使用することで、毎月の電気代を大幅にカットするということが出来ます。とくに、古いものの場合消費電力が大きいものが多いので、省エネ性に優れた業務用エアコンに交換するというのもおすすめです。ぜひ検討してみましょう。

 

業務用エアコンのデメリットとは?

 

業務用エアコンのデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?業務用エアコンを設置する際には、デメリットについてもしっかりと知っておくようにしましょう。一番大きなデメリットは、機種本体はもちろんですが、工事費用が高いということです。馬力などによっても価格は異なりますが、どんなに安くても数十万円します。

 

新しく業務用エアコンを設置するという場合には、電気工事などが必要になるというケースも多いです。一般家庭で使われている電源ではなく、動力と呼ばれる電源が必要になります。単純に業務用エアコンを設置するだけでなくこのように、必要に応じて電気工事などが発生します。

 

また、業務用エアコンを設置する場所によっても大きく工事金額を変わります。例えば高い場所に設置するという場合、工事金額が高くなります。業務用エアコンの室外機は100s近くのものがほとんどで、必要に応じて機械、クレーンなどで吊り上げる必要があります。業務用エアコンの場合には、複雑な作業なども必要になるので、1人で設置するということは出来ません。その分、工事費用が高くなるという傾向にあります。業務用エアコンの設置を考える時には、まずは複数の業者から見積りを取るようにしましょう。

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